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2009.10.12

恋するチュニジア!(サハラ砂漠・憧れのキャラバン編)

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連日のブログ更新です!!

クサール・ギレンには4つのホテルがあります。
ホテルと言ってもすべてテントなのですが
その中でパンシア(パンシー/Pansea)は唯一の4つ星ホテルです☆
http://www.pansea.com/eng/ksar_infor.html

一生に一度かもしれないので、贅沢にもこのパンシアに宿泊することにしました♪
テントの中はというと、こんな感じです。

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都会の4つ星ホテルとは比べられないけど
砂漠のど真ん中でフカフカのダブルベッドに寝れて
エアコン、シャワールーム完備ってだけで超贅沢な気分です☆

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1時間ほど部屋で休憩した後は、いよいよ日没に合わせて
キャメル・ライディングに出発です。

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敷地の奥にラクダステーションがあります。
生まれて初めて乗ったラクダは結構乗り心地がイイ♪
ヒトコブラクダの背中に鞍が取り付けられており、それについた手綱を持って乗ります。

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この日この時間に出発するキャラバンは僕らの1つのみで
メンバーはイタリア人カップルと僕の3人です。

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ベルベル人のラクダ引きの若者に連れられて、クサールギレンの村の先にある
ティサバール(Tisavar)という遺跡(ローマ時代の要塞)まで
片道1時間かけて向かい、サンセットを楽しむという要領です。

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歩き出すとなんだかとても不思議な気分になりました。
自分が今いるのは日本から遠く遠く離れたアフリカのサハラ砂漠のど真ん中。
大感激するはずの、ずーっと憧れていた地。
なのになんだか妙に冷静な自分がいる。

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まるで遊園地のアトラクションでも体験しているような錯覚に陥るくらい
日常からあまりにもかけ離れた光景に、自分の意識が追いつかない感覚。

眼前には本当に地の果てまで永遠に続くかのような砂漠の海。
振り向けばオアシスの村のナツメヤシの木々。
現実の世界からまだ見ぬ自分の未来へ、次々と訪れる幾多のうねりを乗り越えながら
なすがままに進んでいるような感覚でした。

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かなり感傷的になりましたが、先頭を行くイタリア人兄ちゃんが
鼻歌を歌い出したことで自分のやりたかったことを思い出しました☆
そう、日本の代表曲?を歌わなくては!!

-- 中森明菜 『サンドベージュ-砂漠へ-』 --
 サハラの夕日をあなたに見せたい さよならを私から決めた別離の旅なのに
 翼を広げて火の鳥が行くわ 地の果ては何処までか答えてはくれないの
 砂も風も乱れて逢いたいあなた 愉しすぎた笑顔が
 Ah月よりまぶしい これも愛なの?
 星屑私を抱きしめていてね アナアーウィズアローホ SAND BEIGE
 涙のベールも渇きつくしたら 神秘の顔立ち
 崩れる私を支えてお願い アナアーウィズアローホ SAND BEIGE
 このまま一人で眠りについたら 無口な女になるわ

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(↑初めてブログに登場してみました(笑)ちゃんと髭剃っとけば良かった・・・)

何人の日本人がここでこの歌を歌ったかは分かりませんが
できることなら歌ったことを中森明菜ちゃんに伝えたい気分でした(^^)v
数年前に津軽海峡で『津軽海峡冬景色』を歌おうとして失敗したことがありましたが
今回はその数十倍難しいであろうミッションを達成できて大満足でした☆

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そうこうしてるうちに遺跡に到着しました。
遺跡の上から先に来ていたキャラバンのガイドが声をかけてきました。

- Guide「Italiano? 」
- 俺 「Non, Japonese.」
- ? 「アラ?こんなところで~♪」

えっ?日本語!?なんで?!?!
よく見ると日本人のご夫婦が手を振ってます(^^;
チュニジアに来て3日目、初めて日本人に遭遇したのが砂漠のど真ん中の遺跡って・・・
ある意味日本人すげーって思いました(笑)
10日くらいかけてチュニジアを旅行されているとのことでした♪
一人身としてはちょっと羨ましかったです。

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それからしばらくしてサンセットとなりました。
雲がないので、空が赤く染まるようなことはありませんでしたが
地平線に静かに沈んでいく太陽はなんとも神々しかったです。

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そして村へ引き返すラクダの上から振り返った時に見た日没直後の
青い輝きはメチャクチャ幻想的でした。

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キャメルライディングを終え、パンセア内のレストランで夕食を取りました。

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↑今回の旅で何回も食べたチュニジアンサラダ。超気に入りました♪

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となりはドイツ人と思われるご家族、2つほど先のテーブルには
さっきの日本人ご夫婦が食事をされていました。

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1人での食事はちょっと寂しかったけど、ワインを飲みながら
美味しい料理を食べて、心地よく酔いました~♪

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レストランを出て、敷地内のタワーに登ってみると頭上には満天の星空。
あー、ホントすごいところに来てるなー、とか思いながら
しばし夜風に吹かれていましたが、酔いが回ったのか眠くなってきたので
テントに戻って深い眠りにつきました。

あ、ちなみに砂漠の夜は決して暑くないです。むしろ涼しい感じ。
湿気もないし、とても過ごしやすかったです♪

というわけで、一生の思い出に残る砂漠の旅は2日目も続きますが
それは次回のブログにて☆

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2009.10.11

恋するチュニジア!(サハラ砂漠・前編)

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やっとサハラ砂漠の話ができます!長かった~(--;
これからまたしばらくお付き合い下さい☆

と、その前に。
最近徐々にチュニジアがクローズアップされてきていると思いません?

まずはちょうど今、東京の大丸ミュージアム・東京で開催されている
『チュニジア世界遺産 古代カルタゴとローマ展』
http://www.karutago-roma.jp/top.html

東京で10/25まで開催され、その後も日本各地で開催されるようです。
別に回し者ではないんですけど、よろしければぜひ☆

で、今朝の朝日放送『朝だ!生です 旅サラダ』では長山洋子さんが
チュニジアを旅してました。
http://asahi.co.jp/tsalad/

来週の放送でもチュニジア旅行が続くそうです。
うーん、クロアチア同様、チュニジアも一気にメジャーになりそうな予感がします!!

--
では本編へ。

サハラ砂漠といっても広大なのはご存知の通りで
実にアフリカ大陸全体の1/4を占めます。
で、チュニジアの南部はそのサハラ砂漠の玄関口となるのですが
僕達日本人が想像する『砂丘が波打ったような"砂漠"』を体験するためには
かなり奥深く入り込む必要があります。
というわけで、目的地はチュニジアで最も素晴らしい砂丘が
体験できると言われる『クサール・ギレン』に決定しました。
とにかく今回の旅の最大の目的は"サハラ砂漠"であり
もっと楽に砂漠体験できるツアーもあったのですが
どうしても妥協できませんでした(^-^;

まず早朝5時起きで荷物の準備を始めたのですが、下調べ不十分で
何を持っていくべきなのか想像がつきません。
ま、どうにかなるだろーと腹をくくり、近所の海へ日帰り海水浴に
行くような軽装でチュニスのホテルを後にしました。(AM6:05)

チュニス・カルタゴ国際空港までは英語が話せるドライバーさんに
送ってもらいました。彼にクサール・ギレンに行くと告げると
「あそこは本当に素晴らしいよ!!特に朝4時に起きてプールで
泳ぐのが最高だよっ☆」と興奮して教えてくれました。
残念ながら水着を持って来なかったのですが、かなりテンションが
上がりました♪

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空港入り口でドライバーさんとお別れして、ここからは一人。
eチケットを握り締め、どうにかチュニジア国内線に乗り込みました。
航空会社はSEVENair(http://www.sevenair.com.tn/)。
目的地は南東のリゾートアイランド・ジェルバです。

約1時間のフライトでジェルバに到着。
空港出口を出ると、現地ガイドさんが1人立っていました。
これから2日間お世話になるアジズさんとのご対面です☆

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まず挨拶だけは元気良くアラビア語でと思い、「アッサラーマ!!」と大声で言うと
「ボンジュール!」とフランス語でのお返事。
おー、そう来たか!と思い、とりあえず握手しながら英語で会話を試みるものの
全く通じない・・・・Oh~、No!!
現地旅行会社からは聞いていたけど、こんなにも英語が通じないものなのか!?!
というわけで、指さし会話帳(フランス語)と地球の歩き方を使って
身振り手振りでお互いに意思疎通を図ろうとするも、なかなか通じず。。
二人ともどうにもならない脱力感からか、ため息とともに無言になってしまい
5秒ほど顔を見合わせていたのですが、なんだかその雰囲気が妙におかしくなって
顔を見合わせて大笑いしました(^o^)/
この瞬間一気に二人の距離が近づいて、楽しい旅になることが
ハッキリ確信できたのでした♪

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そんなわけで、アジズのドライブするトヨタ・ランドクルーザーは
最初に立ち寄る村『クサール・ハダダ(Ksar Haddada)』へ向かいました。

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クサール・ハダダはスターウォーズの撮影にも使われた村で
今も多くのスターウォーズファンが訪れる聖地の1つです。

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村の中は観光客向けにかなり整備されている場所と、そうでない場所が
あるのですが、どんどん観光地化が進んでいるような印象を受けました。
でもみやげ物屋の人は決して押し売りするような感じはなく
なんとものどかな雰囲気の村でした♪

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続いて訪れたのは『シェニニ(Chenini)』。
山岳地域に真っ白なモスクがそびえ、そのまわりを茶色の
石でできた家々が取り囲む、とっても雰囲気のある村です☆

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観光バスで来ている世界中の観光客にまぎれて
レストランでアジズと2人で美味しい昼食を堪能しました。

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アジズはとっても優しい人で、自分のクスクスに入っているお肉を
僕の皿に分けてくれたり、指さし会話帳を見ながら
いろいろとコミュニケーションを取ろうとがんばってくれたり
写真を撮りたがってると分かったら、あえてなにも言わずに
放置してしてくれたり。いいガイドにめぐり合いました☆

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さて、シェニニでの昼食を終えて、いよいよクサール・ギレンへ
本格的に向かいます!
しばらくはバッチリ舗装された道路がありましたが
気がつくと潅木がぽつぽつと生えた砂利道(これも砂漠)を
他の車が作った轍に沿って進む状態となりました。

こんな道がひたすら続きます(動画)

時々砂が深く堆積している場所なんかもあって
こんなところでスタックしたら誰が助けてくれるんだろう??と思うくらい
周りにはなんにもない道をひたすら進みました。

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どう?ホントなんもないでしょ?
ココで過去最高に気持ちいい立ションをしました(笑))

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途中、ラクダの群れに2回ほど遭遇しました。
最初は1kmくらい先になんか大きな建物?が立ってるように
見えるんだけど、近づいてみるとラクダなのです。
周りに比較対照がないので遠近感もワケ分からん状態になります。

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さすがに野生なので5mくらいまで近づくと逃げますが
水のない砂漠で普通に生きてる彼らはスゴイなぁと小学生のような
感想しか頭に浮かびませんでした。まさに砂漠の船☆

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アジズが見つけたサソリです。
車の中で僕がサソリの話をしたら、見つけてきてくれました。
大きなハサミにトゲのついた大きな尻尾。ザ・サソリでしょ!
刺されても死にはしないけど、やっぱり相当痛いそうです。
でもグロテスクな感じはなく、むしろ透明でキレイに見えました♪

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というわけで、ジェルバから8時間。
初めて見る光景に心を奪われながら、ようやく砂漠のオアシスの村、
クサール・ギレン(Ksar Ghilane)に到着したのでした。
(↑の写真はクサール・ギレンからかなり離れたところなので道がありますが
 実際の村の周辺に道らしい道はありません。砂漠をウネウネ越えて行くと
 突然村が現れます!)

砂漠でのキャメルライディングの話は次回のブログにて☆
(引っ張りすぎですね、すんません(^^;)

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